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第6回土木工事雑学講座

皆さんこんにちは!
有限会社第二赤松建設、更新担当の中西です。

 

さて今回は

鉄則

ということで、道路舗装工事における鉄則を深く掘り下げ、高品質な舗装を実現するためのポイントを詳しく解説します♪

 

道路舗装工事は、単に道路を舗装するだけではなく、安全性、耐久性、環境への配慮など、多くの要素を考慮しながら進める必要があります。舗装の質が悪ければ、ひび割れや陥没が発生し、補修費用がかさむだけでなく、交通の安全性にも悪影響を及ぼします。そのため、道路舗装工事には厳格な鉄則が存在します。


1. 事前調査と計画の徹底

道路舗装工事を成功させるためには、事前調査と計画の段階が最も重要です。これを怠ると、施工後に問題が発生し、耐久性が低下する原因となります。

(1)地盤調査の徹底

道路の強度を確保するためには、地盤の状態を正確に把握することが不可欠です。特に以下の点を調査します。

  • 地質の種類:粘土質、砂質、ローム層など、地盤の種類によって施工方法を調整する。
  • 支持力:地盤が十分な荷重を支えられるかを確認し、軟弱地盤であれば改良工事を検討する。
  • 排水性:水はけが悪いとアスファルトが早期に劣化するため、適切な排水計画を策定する。

(2)交通量と使用環境の分析

道路の用途に応じて、舗装の設計を変更する必要があります。例えば、交通量が多い幹線道路では高耐久性のアスファルトやコンクリート舗装を採用し、住宅街の道路では騒音低減型の舗装材を選ぶなど、使用環境に適した設計を行うことが重要です。


2. 適切な材料の選定と品質管理

道路舗装の品質を左右する大きな要素の一つが、使用する材料の選定です。適切な材料を使用しなければ、舗装が早期に劣化し、補修費用が増加します。

(1)アスファルト舗装とコンクリート舗装の選定

舗装には大きく分けて「アスファルト舗装」と「コンクリート舗装」の2種類があります。

  • アスファルト舗装:柔軟性があり、施工が容易。交通量が多い一般道路に適している。
  • コンクリート舗装:耐久性が高く、長寿命。空港の滑走路や橋梁などに多く使用される。

道路の用途に応じて、適切な舗装方法を選ぶことが重要です。

(2)舗装材料の品質管理

使用するアスファルトや骨材(砕石・砂利など)の品質管理も鉄則の一つです。以下の点に注意します。

  • アスファルト合材の温度管理:適正な温度(130~160℃)を維持し、施工時に冷えすぎないようにする。
  • 骨材の粒度管理:粒度が均一でないと、舗装の強度に影響が出るため、適切な配合比率を確保する。
  • 混合比率の確認:アスファルトやセメントと骨材の配合比率を厳守し、耐久性を確保する。

3. 施工精度を確保するための適切な作業手順

施工精度が低いと、舗装の寿命が短くなり、すぐにひび割れや陥没が発生する原因となります。そのため、正しい施工手順を守ることが不可欠です。

(1)路盤・基層の適切な施工

道路の耐久性を確保するためには、舗装の基礎となる路盤や基層の施工を丁寧に行うことが重要です。

  • 十分な締固めを行う:路盤や基層の締固めが不十分だと、舗装面が沈下しやすくなる。
  • 適切な勾配をつける:水はけを良くするために、道路に適切な勾配(2~3%)をつける。
  • 排水設備の設置:地下水や雨水が舗装を劣化させないように、側溝や排水管を適切に配置する。

(2)アスファルトやコンクリートの均一な施工

舗装の仕上がりを均一にするためには、以下の点に注意します。

  • アスファルトの敷均しは均一に:厚みのムラがあると、耐久性に影響を与えるため、機械を使って均等に敷均す。
  • コンクリート舗装のひび割れ防止:施工後の温度変化による収縮を考慮し、適切な目地(ひび割れ防止の隙間)を設ける。

4. 仕上げと耐久性向上の工夫

施工後の仕上げが不十分だと、早期劣化の原因となります。長持ちする道路舗装を実現するためには、耐久性を向上させる工夫が必要です。

(1)転圧と冷却の徹底

アスファルト舗装の場合、施工後の転圧(ローラーで押し固める作業)が重要です。

  • 適切なタイミングで転圧する:温度が高すぎると押し固めが不十分になり、冷えすぎると密着しにくくなる。
  • 十分な時間をかけて冷却する:早すぎる交通開放は、舗装の耐久性を損なうため、適切な冷却時間を確保する。

(2)特殊舗装技術の活用

近年では、以下のような技術を活用し、舗装の耐久性を向上させています。

  • 排水性舗装:雨水を素早く排出し、スリップ事故を防止する。
  • 遮熱性舗装:路面温度の上昇を抑え、ヒートアイランド現象を軽減する。
  • 補強繊維入りアスファルト:強度を向上させ、ひび割れを抑制する。

5. 定期点検とメンテナンスの徹底

舗装工事が完了した後も、定期点検とメンテナンスを怠らないことが重要です。

(1)ひび割れや陥没の早期発見

定期的に路面を点検し、小さなひび割れや陥没を早期に補修することで、大規模な修繕を防ぐことができます。

(2)表面再舗装(オーバーレイ)

耐久性を維持するために、一定期間ごとに**表面のアスファルトを再舗装(オーバーレイ)**することで、道路の寿命を延ばします。


まとめ

道路舗装工事の鉄則は以下の通りです。

  1. 事前調査と計画を徹底する
  2. 適切な材料を選定し、品質管理を行う
  3. 施工精度を確保するための適切な作業手順を守る
  4. 仕上げと耐久性向上の工夫を施す
  5. 定期点検とメンテナンスを徹底する

これらの鉄則を守ることで、高品質で耐久性のある道路舗装が実現でき、安全で快適な道路環境を提供することができます。

 

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